2017年10月29日日曜日

4 月面観察



アインシュタイン氏は 映画館 暗がりの中
自分 身体位置 意識せず 
2次元平面スクリーンに

没頭してしまった。



2次元座標平面は 無限大の広さ。
2次元平面スクリーンは 有限の広さ。

座標空間の 部分空間を 窓面としたことが
あとで 重要な 意味を 持つ。




数学者は 無限を扱う。
物理学者は 無限を扱えない。

実験は 有限範囲空間で 行われる。




有限範囲 実験空間内の すべての局所点が
互いに 相対速度ゼロ 慣性系維持してる。

数学者なら 言葉で 宣言すれば いいだけだが
物理学者なら 安定した有限空間を
頭の中で 用意しただけで 

警戒信号を発しなければ いけない。




剛体のような 無限の硬さ 維持した
点群の集まり。想定 した ということだ。

頭の中で。



エーテルに 無限の硬さ 要求するとか しないとか。
光速の話に そんなことが あったような気もする。

座標概念と地図概念の狭間(はざま)で
エーテルという単語が 必要とされた。

と 今後の科学哲学で述べられるかもしれない。




エーテルの存在有無に 興味はない。
世界観の辻褄合わせに エーテルが必要とされた。

その延長上に アインシュタイン氏が 

時間の数直線と
空間の数直線を

変換可能なものとして扱い 辻褄合わせを 引き継いだ。




単純トリックは この辻褄合わせ 剥ぎ取り
量子力学が 直面する 空間を提示する。





理想的な環境というのは 言語的 数学的なもので

そのような部分空間を 外部から 維持した
ということだ。

もちろん 無限の硬さなど 工学として 用意できない。
そのことは 構わない。



無限の硬さが維持された部分空間 あるとしたら
外部から包み 維持してる

と 考えるのが 工学発想。窓枠は壁に囲われてる。





窓枠内が 部分空間。実験に使われる有限空間。
光子が通過する 情報の窓面。
顕微鏡 接眼レンズ に相当する。

壁と壁の延長が無限性。
座標空間 に相当する。





単純トリックは このような 抽象的な話を
必要としない。気付けば。

だけど まずは 真綿で首を絞める

かのように 気付くべき思考探索範囲を
狭(せば)めていく。





実験空間の広さ 具体的に設定するとき
数学者なら座標空間そのものだけど

哲学的実験物理学では 理論物理学が注意を払わなかった
部分空間に 解釈の視線を向ける。

情報を集める 集めた情報は 視野狭窄
索敵範囲内のもの。
 
見ていない範囲への
警戒。これが哲学系の職分。




一般相対性理論は 重力の底という 
球体の中心 局所点 使ってる。

だから 特殊相対性理論仮説が崩れても

価値を持つ。


部分空間の無限硬さという 幻想 使ってないから。





質点と剛体。

剛体という幻想の 無限硬さ部分空間には
回転モーメントが 発生する。

特殊相対性理論仮説とガリレオ相対性原理が
列車長さが点の場合 どちらも成立する。

列車長さを 認知したこと自体に トリックが
潜(ひそ)んでいる。





黒板に描いた光子ペア2つの存在位置。

目を閉じたまま 光子ペア 時々刻々の存在位置
瞬時に 把握していいのは 数学者に与えられた特権。




数学者に 実験観察は 無用だ。
光子速度を定義し 数直線に描けば 終わる。

思弁の世界だから 光子そのものを確認する必要もなく
光子が残した痕跡を 事後検証する必要もない。



だが アインシュタイン氏の仮説は
「どの慣性系からでも 光子速度は 同じ」だった。

これがホントウか どうか 




実験物理学では 自分やカメラアイが 直接見るか
自分と相対速度ゼロの 現場複数局所点に配置した
局所点観察者達からの報告 まとめあげるまで

光子ペアの挙動は 不明。





現場複数局所点とは 線路枕木 各地点。

客車右端が 通過した。
客車中央が 通過した。
客車左端が 通過した。

線路枕木に立つ歩哨さん達が
ゼロ距離観察する 事実。





動いている光子を見たものは 誰もいない。

光子はボールと違って 量子力学が対象とする存在。
痕跡から 光子の存在を知る。光子の速度を知る。




現場局所点の線路枕木に立つ歩哨さん達にも
光子は見えない。光子が網膜と相互作用した衝突痕跡から

いま 光子が到達したことを知る。



事実報告複数 集めて 
歴史地図 過去の同時(刻)風景 描くか

カメラアイに見えたものから情報遅延補正して

過去の事象風景 再構成する。




カメラアイに見えた映像は
カメラアイに光子が届いた方向ごとに
光子が空間を旅した距離が違うので

情報遅延度 補正して 現場空間の同時性 描く。



窓枠隅から ダミー人形 カメラアイに
到達する 光子が旅した距離と

窓枠中央を 透過した光子が 
旅した距離が 違う。






この絵図は 窓面からの違いだけ 言及したもので
窓の外 外界にある被写体

線路レール各部や 下り列車輪郭線各部。

客車左端上隅と
客車左端下隅から 

窓面までの光子旅路距離の違い

とかも
あるの 

お忘れなく。




現場各地で 事象発生同時刻が描く点描画と

カメラアイに入光してきた方向によって
情報遅延度が異なる光子群が
撮像素子群に衝突して描く点描画の違いを

意識化しよう。



その先に いままでガリレオ相対性原理世界の
空間各地点の同時性が 同時でなかったことを知る。

ガリレオ氏は 幻想の同時性を 
被写体輪郭線で 数学処理していた。

逆転の発想だ。これから ここまでの抽象哲学話を
見る行為の 工学にし 紹介していく。




映画館の暗がりの中 自分身体存在 意識しないで
スクリーンに集中する。この状態が 数学者のもの。

見えたものを分析し 数式記述する。
これが 下手した20世紀の理論物理学者達。

カメラアイに光子が到達した仕組み 入れ忘れた。





映写機からの光子がスクリーンで反射し
網膜に到達するまでの遅延を考慮し
現場各地の同時性とか 同時性破綻有無を検証する。

結果認知した時刻。情報を集めた局所点位置。
の 位置と時刻を 問うのが

前線司令部付き 情報将校の世界。





世界の一部部分。戦場という部分空間の
状態を 確定認知した

自分(情報将校自身が王に報告送信した)の
時刻と位置を重視するのが

情報将校の世界。世界を認知した ひとり。
たった ひとりの1人じゃなく
複数のひとり。

部分空間の認識者。
同時に 確定していない状況でも
現場判断で 敵上陸地点を決定し 増援を送る。






映写機が 複数の光子 同時射出。

映写機 局所点扱いし 
地球中心に置いて

スクリーンを地球地表にすれば
球体中心から 地球地表は等距離だから

複数光子は 球面スクリーン各点で 同時反射。



同時反射した スクリーンからの光子群
地球中心で 観察するなら

プラネタリウム底面中央から光を投射し
プラネタリウム底面中央付近で
ドーム内壁面に同時反射した光を見る

理想状態。ただし 過去事象を見ている。





比較として 
地球表面スクリーン同時反射した時刻の
地球表面状態が

宇宙空間に放った光子複数を
静止衛星局所点から観察する。

地球表面に地球中心映写機から 同時到達した光子複数。
これは 同時事象。現場 地球表面での。

それを 上空の静止衛星局所点カメラアイは
どう観察するかに 注目する。






観客椅子の1つを静止衛星にする。

静止衛星から 地球地表面 見下ろす。
静止衛星高度 無限高さにしても

地球地表面 半分しか見えない。
円錐と球体の関係。





しかも円錐頂点から 球面各点への
視線距離が バラバラ。

円錐頂点にカメラアイ。

静止衛星のカメラアイが いま捕らえた
地球地表面各点からの複数光子は

地球地表面各点 同時に出発したものではない。




まるで 月 moon表側からは 地球地表 自転で
地球 地表面すべてが 約24時間で見えるのに

地球 地表の1点から 
月 表側(おもてがわ)しか観察できない。

の ような 非対称。






地球中心に設置した 映写機からの複数光子は
同時に地球地表面スクリーンに到達し

同時事象点描画 描く。


地表を見下ろす 静止衛星カメラアイ局所点からは
地球 地表面の 同時映像 見ることできない。




静止衛星複数 使って 情報を一箇所に集めて

地球地表 全面の ある時刻 Z 状態が
やっと 再現描写できる。



アインシュタイン氏 思考実験には

この 情報を集める過程が ないので

慣性系ごとに 光子の見かけ速度が 発生する。
という 発想を 拒絶してしまった。

まずは 言葉で概略を示した。






アインシュタイン氏の仮説 というよりも
理論提唱。

「どの慣性系でも 光速は一定。」
これを否定せず 導入しながら

3次元空間座標では なし得なかった
慣性系ごとに 光速の見けけ速度が
存在する やり方が 単純トリック。

ガリレオ氏が 思いもしなかった複素空間地図。
数学空間から 量子力学が対面すべき空間。
 




複素空間導入前に カメラアイが 
どのように映像情報を収集しているか

電磁現象世界で 
三角測量を体験しよう。

これが 単純トリック。




カメラアイが 答えではない。

だが カメラアイが どのように
情報を集めているか in 電磁現象世界。

知ることで 単純トリックが示す
複素空間地図導入の イメージ衝撃に

耐性が できる。



慣れ親しんだ 空間距離で 地図が
できてる世界から 旅立つ 精神力が

用意できる。